Notoカレッジの企業文化の方向性
- Notoカレッジは地域社会を常に意識し、その課題に対して事業活動を通じてアプローチを行う。~地域に不足している社会資源づくり
- その事業活動を通じて当社スタッフは「気づき(=Noto)」を得て、成長につなげる。
- この絶え間ないサイクルを通じて、法人として発展し、地域共生社会実現にも寄与する。
- これらのプロセスの意義や重要性、個々が行うべきことについて全てのスタッフが理解している。
【 Notoカレッジ教育理念 】
- スタッフ全員が『どこにでも欲しがられる人材』として成長し続ける。
- この世界にとって必要な人材として永続的に活躍し続ける「実力」と「人間力」を身につける。
人生100年時代と言われて久しいのですが、それは、すなわち「就労する期間」が長くなることを意味します。
例えば、20歳前後で社会で働き出して、少なくとも80歳程度、概ね60年くらいは働かないと生計が成り立たない時代がきています。
それほどの長い時間、社会で必要とされ働き続けるためには、いくつになっても経験とノウハウと知識を吸収しつつ、成長し続ける必要があります。加えて、終身雇用制度がとっくに崩壊している中で、生涯に渡って1社のみで働き続けるリアリティはありません。
こうした点を踏まえて、ご縁があって当社にて働いて頂いた方に関して意識しているのは次の2点です。
- Notoカレッジにて働いている期間にて出来るだけ「就労のための実力」を身に付けて欲しい。
- Notoカレッジで働いていたことが、その後の就職において有利になるようにNotoカレッジとしての企業ブランドを高めたい。(Notoカレッジで働いていたひとであれば、それだけで是非採用したいと思われるような企業力)
上記の「Notoカレッジ教育理念」はこれらの思いが込められています。
また、必要とされるスタッフ人材像は以下です。
【全スタッフについて】
- 自分の人生に対するビジョンを持ち、それに向かって邁進することができる。
- やらされ感ではなく、プラス思考にて前向きに仕事に取り組むことができる。
- 素直な気持ちを忘れず、常に自分の価値向上に努めることができる。
- 目の前の課題に対して自責思考で考えることができる。社会や環境、会社、他人の責にしない。
- 他者視点をけっして忘れない。
【リーダー(役職者)について】
- 全体を俯瞰して、社会や会社にとって何が必要なのかを考えることができる。
- 挑戦心を常に持ち続ける。守りにはいらない。できない理由を並べない。
- 事業部のミッションや目標の実現に向け全力で取り組むことができる。
- 部下の育成に関心を持ち、本人の成長につながる指導ができる。
…見て頂いても分かるように、業界経験が豊富とか業界知識があるといった点は特別に重視していません。
(あればあるに越したことはないですが…)
わたしたちの業務に必要な経験や知識は、入社後の「OJT」+「社内研修」+「外部研修」+「日々の経験」を通じて十分に獲得できます。
具体的な研修内容については、その年によって少しづつ見直し変更されていきますが、大枠については以下のように制度化されています。(下図/年間研修メニュー例参照)
はっきり言って、嫌というほど研修機会があり、嫌というほど勉強させられます。(勉強嫌いの方は当社はつらいかもしれません(笑))
しかしながら、Notoカレッジスタッフに本当に必要とされているのは、「人間力」と「感性」です。
それは研修を通じて獲得できるところはたかが知れていて、「そのひとが持っている価値観」や、「ものごとに対しての観察力」、「周囲へのアンテナ(他者視点)」、「考える習慣」などによって磨きあげられます。
つまり日々の生き方、過ごし方がとても重要だと考えているのです。
【年間研修メニュー例】
区分 |
内容 |
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社内 |
業務運用のために必要なスキル |
帳票管理や運用フロー |
月に1回実施/勤務時間内の集合研修 |
日々の利用者対応・外部支援機関への説明・システマティックインストラクション等(主としてロープレ) |
月に1回実施/勤務時間内の集合研修 |
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業界一般知識 |
障害福祉基礎知識(法律、職業リハビリ等) |
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障害特性に関する知識(身体、知的、精神、発達) |
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障害福祉関連社会資源 |
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外部 |
知識・トピックス習得系 |
社会人マナー・業界基礎知識等 |
県内社協およびナカボツ主催各種セミナー |
発達支援系 |
発達障害者支援センター主催セミナー |
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感覚統合研修(2日間)(児童) |
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発達障害就労支援セミナー(2日間)(成人) |
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発達障害者支援スーパーバイザー研修 |
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全般 |
職業リハ学会(日本職業リハビリテーション学会) |
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職業リハ学会(高齢・障害者・若者支援機構) |
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就労継続支援A型事例セミナー |
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就労支援フォーラム |
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CEF |
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アメニティフォーラム |
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経営全般・人事財務・経済トピックス系 |
中小企業家同友会関連 |
セミナー各種 |
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著名人によるセミナー、スキルアップ研修 |
金融機関、商工会議所等からの案内 |
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経営コンサル関連主催経営・財務・人事・業界未来予測等 |
経営コンサルティング企業 |
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業界資格取得系 |
ジョブコーチ(職場適応援助者) |
JCNETジョブコーチ養成研修(5日間) |
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主任相談員 |
相談員研修 |
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サービス管理責任者・児童発達管理責任者 |
相談員研修+サービス管理責任者研修 |
わたしたちの仕事は肉体的な疲労は大きくないのですが、利用者の方、或いはスタッフ同士が心と心とでぶつかり合うことが多く、精神的に大きな疲労を伴うことがあります。そのためには、オンとオフを明確に切り分け、「働くときは集中して働き」、「休む時は徹底的に休む」といったバランスがとても重要になってきます。
そこで、Notoカレッジにおいては「休日」にこだわっています。
週末と、年末年始休暇、春季(4月~5月)休暇、夏季(7月~8月)休暇といった休日制度があり、規定の年間休日数は業界トップクラスの130日となります。
加えて有給休暇の取得も推奨しているので、合計の年間休日数としておおむね135日~140日取得のスタッフが多いです。
また、残業はめったに発生しないので、ほとんどのスタッフが毎日19時前には帰宅しています。
このようにスタッフの余暇時間をたっぷり確保することによってプライベートを充実させ、ライフバランスを安定させることを目指しているのです。
日々の健康管理については、定期健康診断受診はもちろんのこと、冬場のインフルエンザ感染時期には全スタッフが公費にてワクチン予防接種を受けられるように制度化しています。
みなさんが長く安心して働くために、福祉業界にはほとんど例のない「確定拠出年金制度」も導入しており、スタッフの将来設計のための環境を整備しています。また、「産休・育休制度」を導入しています。